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直訳出来ない日本語 「行ってらっしゃい」

投稿日時:2021/03/13 09:57


日本後から英語に直訳できないもの
はいくつかあります。


私たちが普段の生活の中で、
何気なく使っているけども、
いざ英語に直そうとすると
何かしっくりこない言葉、
今回はの中の1つの言葉を
ご紹介します。


「行ってきます」「行ってらっしゃい」
  

日本語には、家を出るときには「行ってきます」
見送る人は「行ってらっしゃい」と言う
定番表現があります。


その人がどういう気持ちで家をでるのか、帰って
来たのかはあまり気にすることなく、どんな時
でもこの表現があてはまります。


英語にはそのような便利なフレーズはなく、
特に「行ってらっしゃいは」その時々で
言葉を使い分けます。


例えば、

「行ってきます」→I' m leaving now.  今から出発するよ。
         I'll see you later.    また後でね。

に対して、その人がいつも通り学校や会社に行く時、
または何か楽しい場所に向かう時は、
Have a good day!  /  Enjoy your day!  楽しんできてね。
で送り出す場合が多いです。

いつもと同じ場所に行く時でも、今日は疲れて行く気
がしない、でもいかないと、という状況では
Don't work too hard.  頑張りすぎないでね。
(日本語では”頑張って”と励ましますが、英語では
あまり言いません)


試験やプレゼンが控えている日には、
Good luck!!  /   You can do it!  大丈夫、上手くいくよ。


車で長距離を移動する必用がある時には、
Drive safety.  安全運転してね。


という具合に、出かける人の気持ちや状況に合わせて
声をかけます。


日本でも、例えば入学試験に行く子供を送り出す親は、
「落ち着いてやれば大丈夫だから、しっかりね。
いってらっしゃい。」

などと、相手を気遣う言葉を掛け、その後に「いってらっしゃい」
を付ける場合が多いと思います。


でも英語には「行ってらっしゃい」と言う定型表現がない
ので、送り出す相手に対する気遣いの言葉=いってらっしゃい
の代わりに使っているのです。



何か特別なことがある時はいいけど、何もない時には
定型表現がないと何を言っていいのか分からない、と
思っている人も多いみたいですが、

前述した

Have a good day!

はいつもと変わらない生活の時に使えますし、

もっと簡単に

Bye!  じゃあね。


だけでもokです。



日本語は便利なことばで、他にも状況が全く違っても
1つのフレーズで言い回しが出来てしまう言葉が
いくつかあるので、そんな言葉をまた順次ご紹介
していきます。



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