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英文法 現在完了・・継続

投稿日時:2020/01/18 09:06


分かりにくい英文法の代表が現在完了だと思います。
完了形という言い方が日本語にはない為、日本人にとって
完了形のニュアンスを掴むのはとても難しいです。
また、「現在完了」と言う言い方もとても紛らわしい
もので、現在完了なのだから、当然現在のこと、と
理解しがちですが、正確には「過去と現在」を両方含んだ
言い方になります。
現在完了を使った文は、継続・完了・経験・結果の4つの
意味合いを表すことが出来ますが、今日はその中の「継続」
の使い方を説明します。

まず、現在完了の作り方は、4つのどの意味になるとしても
同じで、「主語+have +過去分詞」です。
過去分詞は、日本語にない時制なので分かりにくいですが、
教科書に載っている時制の表の最後の部分です。
現在形(原形)→過去形→過去分詞形

ここで気づくと思いますが、名前は「現在完了」と「現在
と言いながら、時制で使う単語は「過去分詞」と過去を使い、
さらに出来上がった文章の意味は過去と現在両方含んだものと、
とてもややこしいものになります。
これが、現在完了を理解する時の最大の壁になるので、よくよく
考えて整理していってください。

では、例文を見ていきます。

Ex.
I have studied English for ten years.
私は、10年間英語を勉強している。
(10年前に英語の勉強を始めて、今現在も勉強をしている。)

have + 過去分詞(studied)を使うことによって、過去のある時点
(今回は10年前)から始めた事柄を、今現在も含めて継続して
いるよ、と言う意味が含まれます。

これを普通の過去形で言うと、

I studied English for 10 years.
私は10年間英語を勉強しました。
(過去に10年間英語を勉強したけど、いつからいつまでなのか、
その時期は明確になっていない)

つまり、現在完了で言い表すことによって、過去のある時点で
始めた事柄が、今現在も継続しているよ、となります。

過去形と現在完了形の違いは分かりにくいですが、テストにも
出やすいですし、ネイティブの日常会話にも頻繁に出てきます
ので、例文を何度も読んで、ニュアンスを掴んでください。





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