日本語にはない品詞の一つに前置詞があります。
日本語の「〜を、〜が、〜に、〜の」に当たる助詞に近い機能を持っています。
名詞の前に置き、場所・方向・時などの名詞や代名詞の意味を補います。
on上, in中, under下, in front of前, behind後ろ, near近く, byそば, above上、上方, over上、向こう側, between間, next toとなり 横,
小学生クラスで、ジェスチャーを付けて覚えていく前置詞です。
他にも前置詞は数多くあり、中学に入ると覚える数が一気に増えます。
at（時間、場所に付いて）で、に、
with一緒に、〜を使って
for〜のために、
about〜について、だいたい、
by〜によって、〜までに、
before 前
after 後
across 〜を横切って
against 〜に対して、〜に反して
through 〜を通して
during （期間的に）〜の間
around 〜の周り
beyond 〜を超えて
without 〜なしで
toward 〜に向かって、〜の方へ
代表的なものを書き出しましたが、まだまだあります。
前置詞は、辞書に載っている通りの意味では使われない場合も多く（最近CMでやっているonは「上」では通用しない。横にくっついても"on the wall"下にくっ付いてもon the ceiling 接触している時に"on"を使うんだ！はいい例ですね。）感覚的な場合も多いので、私たち非ネイティブには非常に理解しにくい文法です。
前置詞だけを取り上げて丸暗記しても、覚えにくい上に活用法が掴めず使いこなせない場合があるので、前置詞は必ずフレーズの中でまとまりとして覚えていってください。
