前回は、リスニングのコツ①として、
全級に共通して使える”先読み”
のやり方を説明しました。
今回は、準2級以上の大問1を解く
際のコツをお伝えします。
準2級以上の大問1には、選択肢に
英文も絵も載っていません。
完全に音声だけを聞いて答える問題
です。
3級までは、選択肢に絵があるので、
こうした形式の問題は初めてですし、
リスニングの1番初めの問題なので
緊張して聞き逃してしまいがちですが、
解き方のコツを知って、落ち着いて
対処してください。
大問1の問題は、音声で2人の対話
が流れます。
1、1人目の発言
2、2人目の発言
3、1人目の2回目の発言
4、2人目の2回目の発言
必ずこのパターンの音声が流れます。
そして、出題されるのは、4の2人目
の2回目の発言を選ぶ問題です。
この問題を解くのに最も重要な発言は
3の1人目の2回目の発言です。
この1人目の2回目の発言を受けて、
2人目がどう反応したのかを選ばな
くてはいけません。
1人目の2回目の発言が質問形だったら
その答えとして、質問形でなくても
その発言に対する相づちや意見として
2人目の2回目の発言を選びます。
準2級はそこまで入り組んだ会話には
なっていないので、うっかり1、1人目
の1回目の発言、2人目の1回目の発言
を聞き逃してしまったとしても、1人目の
2回目の発言をしっかり聞き取れれば
答えを選ぶことは出来ます。
勿論、1人目、2人目の1回目の会話も
しっかり聞き取れれば、話の内容がしっかり
と理解でき、より簡単に解くことが出来ます
が、準2級の場合はもし前半を聞き逃して
しまったとしても1人目の2回目の発言さえ
聞き取れれば、答える事は可能なので、
諦めずに集中してやってください。
(でも逆に言えば、1人目2回目を聞き逃して
しまったら、答えるのは難しいので注意!)
ポイントは1人目の2回目の発言!
↑
この問題はとにかくここに神経を集中です。