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英検リスニング問題のコツ①

投稿日時:2020/05/16 09:26


今日は英検のリスニング問題を解く際の
コツをいくつかお伝えします。


英検のリスニング問題は、どの級も
リーディング、ライティングの問題
同様、4つの選択肢の中から1つ
選ぶのですが、イラストを見て正しい
イラストを選ぶ問題と、英文を読んで
選ぶ問題があります。


準2級以上は、イラストはなく、
すべて英文を読んで選ぶ問題です。



リスニング問題は、リーディング問題・
ライティング問題終了後に音声が流れ
ますが、問題用紙・解答用紙はリーティング
・ライティング問題と一体化していますので、
リーディング・ライティング問題の時間帯に
リスニング問題の選択肢を見ることが出来ます。



そこで、是非やってもらいたいのが、
リーティング・ライティング問題を少し早く
終わらせて、リスニング問題の音声が流れる
前に、選択肢に目を通しておく「先読み」です。


リスニング問題は、大問1、2、3からなり、
各問題10問づつ計30問なのですが、どの級も
大問1はイラストを選ぶ問題、または準2級以上
は選択肢に絵も文章もなく、完全に聞いて答える
問題ですので、大問1は「先読み」が出来ません。


先読みをしておくと良いのは大問2と3です。
先読みをして押さえておくポイントは、まず
4つの選択肢の共通点を見つけて、質問文を
予想しておくことです。


例えば選択肢が

1. Tomorrow night.
2. Next month.
3. In June.
4. In July.


 とあったとしたら、

1. 明日の朝
2. 来月
3. 6月に
4, 7月に

ですから、4つの選択肢に共通していることは
全て、時(いつ)について言っているんだな、と
わかります。
そこで、質問は「いつしたか?/ いつするか?」
ではないか、と予想がたてられます。

2つ目のポイントは、すぐに理解できない単語
に意味を書いておく。または、完全に分からない
単語で予想が出来るものにも、その予想の意味
を書いておく、です。


リスニングの音声は1回しか流れない場合が多いです。
リーディング、ライティング問題は、不安だったら戻って
見直すことが出来ますが、リスニング問題はそれが出来
ません。緊張している上にチャンスが1度しかないので、
普段の実力が発揮出来ない事もあります。
そういう理由で苦手意識を持ってしまっている人も多い
のですが、「先読み」をして理解に時間が掛かる単語、
知らない単語の意味を予想して書いておけば、不安も少し
減りますし、聞き取りがスムーズになります。



各級の設問ごとに、抑えるコツが少しづつ異なるのですが、
今回は全級に共通の「先読み」のポイントを解説しました。










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