もうすぐクリスマスですね。
日本人にとってクリスマスは、恋人たちが
ロマンチックに過ごす日、または家族でご馳走
を食べる日、となっていますが、もともとクリスマス
はキリスト教の人たちのお祝いです。
日本の国民性は、あまり宗教色が濃くない国民性なので、
宗教にまつわるイベントというよりは、ただ楽しむだけの
イベント、として定着していますが、アメリカではクリスマス
を祝わない人たちも沢山います。
アメリカではクリスマスシーズンになると、家族や親しい友人
にカードを送る文化があります。
日本の年賀状のような感覚で、「今年1年ありがとう、来年
もよろしく」と言う意味を込めた物で、キリスト教の人も
そうでない人も、お互いに送ったりします。
私たちもよく知っている"Merry Christmas!"と言う言葉は、Christmas
自体がキリスト様を指す言葉で、宗教用語になってしまうので、
キリスト教意外の人にカードを出すときには、Christmasを入れない
他の言葉を使って書くようにします。
例えば、
Happy Holidays!
Hope you have happy holidays!
Wish you have wonderful holidays!
(意味はどれも、良い休みを!)
May 2020 brings you happiness!
(2020年が幸せな年になりますように)
などがあります。
日本人同士で送る場合はそれほど気にすることもないと
思いますが、英語圏ではお互いの文化、宗教を尊重する
ためのマナーになっています。