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日本とアメリカ 夏休みの過ごし方の違い

投稿日時:2017/07/29 07:44


いよいよ夏休みの始まりですね。
部活や宿題に大変だと思いますが、普段の生活では出来ないような体験をして、特別な思い出を作ってもらいたいと思います。

今年は、教職員の長時間労働を是正するために夏休みを短縮し、16日しかないと話題になっている学校もありますが、一般的に日本の夏休みは1ヶ月半程。
それに比べてアメリカの夏休みは州によっても違いますが2ヶ月〜2ヶ月半あります。その長い休みの間、アメリカでは宿題が出ることは殆どないそうです。
アメリカは夏休み明けの9月が新学期なので、日本の春休み同様、夏休みには宿題を出さないようです。

これだけ聞くと羨ましがる子も沢山いそうですが、長期休暇に宿題がない代わりに、アメリカの学校では普段から日本の学校よりも沢山の宿題が出ます。
問題集をこなすだけではなく、実際に体験しながら学んでいく物や、小学生のうちから人前で自分の企画を発表するプレゼンの宿題なんかもあるようです。
アメリカに塾がないのは、普段から大量に出される宿題をこなしていけば、授業の内容を理解することも、応用力をつけることも出来るからと言われています。

アメリカの家庭は共働きが多く、子供が長い夏休みに入ってもずっと一緒に過ごせない親が多いのが現状のようです。
そこで子供達の多くは、サマースクールに参加します。
朝から夜まで利用出来る学童保育のようなものですが、親の都合に合わせていつ来てもよいし、いつ帰っても良いので保護者にとってはとても便利です。
子供達もそこに居る間、基本的に何をやっても自由で、外で遊んだり室内で本読みやパソコン、自主勉をして過ごすそうです。そして、週に1度のペースで小旅行をしたりプールに行ったりしながら様々な経験をします。

先日子供達に夏休みの予定を訪ねたところ、中学生は部活・塾・宿題、小学生も宿題・家でゲームと答えた子が沢山いました。
日本はまだ、アメリカのサマースクールの様な共働き家庭を支える制度が乏しいので大変ですが、今しか出来ない体験を少しでもしてもらいたいと思います。








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