前回に続き、日本と欧米の色の違いを見ていきます。
*ピンク
日本でピンクは、”ピンクサロン”を始めとする何かいかがわしいものをイメージしがちですが、欧米では真逆です。
女性を褒める時によく使います。
She is pinky. 彼女は可愛らしい。
また、pink-color job とは、「女性の進出しやすい、または圧倒的に女性の多い業種」を意味します。例えば生命保険の勧誘員や化粧販売員などです。
しかし、使い方によっては女性差別の意味になることもあるので注意が必要です。
*黒と白
各国共通して黒には何かした悪い意味を含み、白には純なものを表現する時に用いられるようです。
black market 闇市
black list ブラックリスト
white lie 他愛のない嘘
white man 育ちの良い人・立派な人
これらも、特に欧米においてはしばしば人種差別用語として用いられ、トラブルの要因になりますので、使用には良く良く注意が必要です。